アマゾンの村で現地人と本気でサッカーした話

ペルー🇵🇪

こんにちは、 Hirotoです!

今回は、ジャングルツアー中にガイドのルイスが『フットボールしようぜ』と言い出して現地人たちと5vs5のガチ試合をした話です。

ジャングルツアーの様子をまだ読んでいない方はこちらを先にお読みください!

チーム結成!

動物ふれあいツアーの後、ルイスくんがいきなり『フットボールしようぜ』と言い始めました。

夕方です。

日が暮れ始めているのに、これからサッカーをしたいと言うのです。

フランコと私の2人はサッカーができるので、ガイドのルイスとさらにペルー人のおっちゃん、そして一人の若い少年を含めて5人でチームを結成します。

ツアーグループの女性たちは、ここに座って観戦です。

サッカーできない人にとっては何の時間だよ!って感じですね笑

キーパーは船の運転手のおっちゃんがやってくれました。

しかし、相手はどう見ても動けそうな高校生くらいの青年たち。

こっちはルイスとおっちゃんはぽっちゃり気味。少年も中学生くらい。

絶対苦しい試合になる、、、

と思いました。

スタジアム到着!

※写真は翌日に撮ったので全て明るい状態でになっています。実際は夕方なので暗かったです

ルイス『これがエスタディオ(スタジアム)だ!』と、連れてこられた場所はここ。

ただの空き地です。

なんならすねくらいまで草が生えてる部分もあります。

ゴールはまさかのこれ笑

木の棒が2本刺さっているだけです笑

高さは左1.5m、右は50cmくらい笑

見えましたか?笑

統一されたもんじゃありません。

でもこれがスタンダードで誰も気にしてないのでしょう。

キックオフ!

さあいよいよキックオフです!

相手にボールをもたれる展開です。

そりゃそうです。こっちのFWは太ったおっちゃん二人。

あと一人は少年なので、フランコと必死に守ります。

フランコめっちゃ上手いのです!

地元のリマでサッカーをやってると言ってました。

彼、戦えます。

ガンガン指示を出してくるし、スライディングするわボール持ち上がれるわ走れるわでフランコには助けてもらいまくりました。

そんな展開の中、私がボールをうまく持ち出しておっちゃんにスルーパスを通します。

そして、

なんとおっちゃんゴール!!

先制です!!!

素直に嬉しかった!

しかも地元の人も結構見にきてて盛り上がってくれるのです。さすが南米です。

そして試合中に気づいたことがありました。

太ったおっちゃんたち、走れないけどボールの持ち方だったり、トラップだったりが本当に上手いのです。

これは若い頃いい選手だったんだろうな、と言うのがよくわかりました。

彼ら歩いてプレーします。

ルイスは裸足でやってたけども笑

試合の話にもどすと、

先制はしたものの、相手は若手軍団。

どんどんドリブルで仕掛けてきます。

とにかくドリブルです。

正直そんな上手ではありません。

絶対、日本の同年代の子たちの方が、フォームとか蹴り方とかボールの運び方は上手です。

でも気づいたことがあります。

型にはまっていないからこそよくわからないドリブルをしてくるのです。

しかもくねくね。

多少ずれても足をくねくねさせて何とかコントロールしていました。

決して綺麗ではなかったけど。

アマゾンの村で整った施設なんてないのでそうなってしまうのでしょう。

逆にそれが天才を生むのかもしれませんが。

でもこれが南米か、、、と体で感じることができました。

とにかくみんなしてドリブルで仕掛けてくるので、

流石に守備がキツくて失点、、、。

私もまともにサッカーやったのなんて半年以上ぶりであり、体重も減って体力なんて全く無くなってしまっていたのでヘロヘロでした、、、。

15分くらい試合をして、暗くもなってきたので、

ピッピッピー、、!

ルイスが指笛で笛を吹きました。

「やっと終わった、、疲れた、、ボールも見えねえ、、、」

と思っていた矢先、

両チームのゴールキーパーがダッシュで反対のゴールへ走り始めたではありませんか。

「え、まさか???笑」

そうです。

後半開始です。

「マジかよ!!笑。ボール見えねえよ!」

って思ったけど、 そんなのみんなお構いなく。

暗い中後半が始まりました。

ちなみにペルー人は空き地でやるサッカーだからと言って、手は抜きません。

本気です。結構早いペースで試合が進むのです。

球際もガチです。

ゴールキーパもめっちゃ横跳びします。

そんな試合を久しぶりにやった私は、

「キッツイ、、、、」

ってなってしまいました。。。

なかなかボールも持てないので守備に徹します、、、

ペルー人真っ暗なのに何故かボールをトラップできるのです。

さすがアマゾンの男たち。目がいいのでしょう。

くねくねドリブルに対応できず、抜かれまくりました、、、、

「くそ、、もっとできるのに、体力なさと暗さで全くプレーできねええ、、、」

って思っていました。

また15分くらいプレーしてようやく本当に試合終了。

真っ暗です。あかりなんてほとんどありません。何ならここはアマゾン奥地。

普通より暗いです。

結果は、1-3の負け。

後半はやりたい放題やられました。

まとめ

悔しかった。

本気で悔しかった。

久しぶりにやったから散々になるのはわかっていたけど、負けるのは嫌です。

もっとできると思っていた。

日本に帰ったら、トレーニング積んでいこうと思います。

暗い中あんな必死にサッカーやったのなんて学生の時以来です。

公園の小さな灯りでやっていたのが懐かしくなりました。

南米で、しかもアマゾンで現地人とサッカーができたことは幸せでした。

正直、自分以外全員ペルー人なのでなんて言ってるか全くわかりません。

海外で’サッカーするって難しいんだなと思いました。

辛かったけど、素晴らしい経験になりました。

試合の後は、ビールを一本買ってみんなで飲みました。

そして夜のジャングルを毒蛇に気をつけながら歩いてロッジまで戻りましたとさ

読んでいただき、ありがとうございました。

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