今回は、僕たちが泊まっていた宿について書いていきます!
W杯関連はこれで最後です!
今大会の宿予約の仕組み
今大会は、FIFAの公式サイトを経由して、指定されたサイトからしかドーハの宿を予約できない仕組みでした。
なので、普段使っているbooking.comやagodaは使えず。
さらにはVISA代わりとなるHAYYAカードの申請にも宿の予約情報必要であり、埋まってしまう可能性もあったため早めの予約が必須でした。
Barwa Barahat Al Jonoub
僕たちが泊まっていたのはBarwa Barahat Al Jonoub
新築宿です。
そして、予約サイト内で最安の宿。
1部屋二人で、1泊84ドル。
一人あたり、42ドルです。この金額が一応最安。
この次に安い宿が二人で1泊で200ドルだったので、この宿に泊まるしか他なかったという感じです。
ちなみにニュースで問題が起きまくっていると噂になっていたのはFAN VILLAGEという1泊200ドルの宿。
僕らはこれより安い宿だったのに、ほとんど不満は感じなかったので、大勝利でした。
アクセス
最安値ということもあり、急遽砂漠の中に建てられた宿です。
アクセスだけが難点といったところでしょうか。
メトロの赤ラインの終点から、直行バスで約30分。
正直、めっちゃ遠いです。
宿から街中に行くには、バスで30分かけてメトロまで行き、そこから30分くらいかけて中心地やファンフェスティバルまで行かなくてはなりません。
大変でした。
でも、試合日はスタジアム直行直帰便があったので、ありがたかったです。
近いスタジアムだと20分程度。一番遠いスタジアムで1時間20分でした。
大会期間中はメトロもバスも全て無料だったので、お金は気にする必要なかったです。
部屋の中
肝心の部屋は、こんな感じ

スチールベッド2つにロッカー4つ。
Wi-Fiは完備
二人にしては結構広いです。
シャワーもトイレも水道もある。

シャワーはしっかりお湯が出るし、シャンプーとボディーソープ付き。バスタオルもついている。
神でした。
なぜなら僕は、W杯直前まで南米にいました。
そんな僕からすると、お湯が出るし、シャワーの水圧も完璧だし、綺麗だし、広いし、プライベート守られているし、治安も悪くない。
天国に感じられました。
逆に日本から来た人たちは、『独房』と言っていました。
言われてみれば独房かもしれませんが、僕にとっては、天国そのもの。
言い換えるとヘブン。
各階にパントリーがあり、水道、冷蔵庫、食器、電子レンジが使えました。
おかげである程度自炊しながら生きていくことができ、節約にもつながりました。
アフリカ系移民の方々が3日に一度のハウスキーピングで清掃してくれました。
彼ら彼女らはルワンダやウガンダから来たと言っていました。
彼らめっちゃ優しかったし、フレンドリーでした。
でもそうやってたくさんの方々のおかげで僕らが楽しめていることを実感しました。
村を紹介します
カタールは、W杯で訪れる数十〜数百万人もの観光客を受け入れる力などもともとなかったので、この大会のために新築宿を建てまくりました。
なんなら、このBarahat Al Jonoubは一つの宿というよりかは、もはや村です。
一つの村を作ったのです。
この村の中にたくさんの宿泊棟を立てたのです。
端っこからはじまでは1.5km近くあるんじゃないかっていう感覚でした。
まず大通りはこんな感じ。

ちなみに全員どこかの国のサポーターです。
デザインはW杯仕様なので、テンションは上がります。
村の中には、スーパーがあります。
基本街中のスーパーと値段も変わらないので、ありがたかったです。
他にも、ケバブ屋さんや、インド料理屋さん、床屋さん、サーティーワンなどお店がたくさんありました。使ってないですが、ランドリーもあったらしいです。

そして、パブリックビューイング会場

ここでみんなで毎日試合を見ることができます。人気の試合は道路まで人が溢れていました。
盛り上がりながらたくさんの人と見れるので楽しかったです。
スポーツ施設もあり、フットサルコートがありました。
アルゼンチン人が自分達の幕を貼って、フットサルしていました。金網に手をかけて観ている人がいるのがなんとも南米らしですね、、、


夜中の3時くらいにもガチフットサルやっていたので、この人たちどんだけフットボール好きなんだ、、、と思いました。
やはり面白かったのはやはりアルゼンチン人。
まず村の中で勝手に自分達が持ってきたユニフォームを売っている。

さすがだなあと思いました。
そしてこの人たちは、毎日肉を食べないと生きていけないらしく、みんなで集まってBBQしていました。

しかもアルゼンチンにあるようなコンロを使って。
さらにみんなマテ茶を飲んでいる。
先月実際のアルゼンチンで見たアルゼンチン人と変わらなくて面白かったです。このコンロ持ってきたのかな、、、笑
勝手に横断幕を貼ってるし、、、

夜中の2時ぐらいでも人がたくさんいます。

試合やファンフェスティバルから帰ってきたり、ふらふらだべっていたり。
そしておそらくみんな昼夜逆転しています。僕もそうでした。
午前中はめっきり人がいないですからね、、、
まとめ
独房と言われていても『住めば都』です。
僕は最高に居心地の良い14日間をここで過ごすことができました。
洗濯は、部屋の水道で水洗い。外に干せば一瞬で乾きます。さすが中東です。
この村を出るときは、少し寂しかったなあ、、、
大会後は、移民の住む家として提供されるとかそんな感じらしいです。
もう泊まることはできないけど、またいつか行ったら懐かしい気持ちになるだろうなあ
この宿には感謝の気持ちでいっぱいです。
W杯ありがとう!
僕のW杯の感想はこちらに書いていますので、ぜひ読んでみてください。
コメント