いざ砂漠のオアシス「シワ」へ!地獄の深夜バス編

エジプト🇪🇬
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エジプトに来て、数日が経ちました。

ようやく動こうと思い、調べていたら、シワという砂漠の中にあるオアシスがあると知りました。

気になったので行って見ることにました。

カイロから、一泊四日の小旅行です!(往復の二泊分は深夜バスです)

シワという街

「シワ」

みなさんご存じなかった方がほとんどではないでしょうか?

僕も先週まで知らなかったです。

エジプトについて調べていたら、出てきたのでそこで知りました。

シワ ソルト レイクという、塩分濃度が高い湖が有名で、なんと泳げるみたいなんです。

しかも、湖はこんなにも青くて、綺麗!

シワ ソルト レイク

本当にこんなに青いのか、人の体は浮くのか。確かめに行こうと思います。

情報もあまり多くはなかったので、日本人も来てるけど、メジャーな観光地ではありません。

場所はここです。

リビアとの国境に近い場所にあります。

ちなみに外務省の海外安全ホームページでは、レベル2の不要不急の渡航禁止地域となっています。

というのは、隣国のリビアが内戦中なので、国境付近はレベル3の渡航禁止です。

そこにほど近い場所にあるので、レベル2となっています。

実際にシワ自体の治安とか情勢が落ち着いていないということではありません。

その情報が確認できたので、今回訪問しました。

ただ、渡航前には、必ず渡航情報を確認をしてください。

夜行バスで行こう!

手段は、夜行バスしかありません。

West&Middle Delta Busという、バス会社が運行しています。

カイロの中心地に窓口はあります。(gobusの隣)

まず、ここの窓口の小さい窓に顔を突っ込んで日時を伝え、往復チケット欲しいことを伝えます。

West&Middle Delta Busの窓口

英語も通じるので、すんなり購入できました。

往復で、500EGP(3500円)

チケットの代わりにレシートをもらえます。

日本と比べるとこの距離で往復3500円は安すぎる!

そして、当日は、この窓口の前で待っているとバスが来るのでそれに乗り込みます。

地獄の夜行バス12時間

僕は、乗り物が大嫌いです。バスも飛行機も、鉄道も好きじゃありません。辛いのです。

毎回生き地獄です。

なのに、シワまでは片道12時間です。長すぎる、、、

バス以外手段がないので仕方ないです。

夜の22時30分に出発したので、到着は10時30分です。

そして、座席はまあまあ良さそうですが、前との距離が狭く、窮屈です。

そして隣のエジプト人のおっちゃん少しガタイ良さげなので、余計狭く感じます。

電車で例えると、両隣の人が足広げて座ってるから、自分の膝が縮みがち、的な場面です。

悔しかったので、後ろはがめつく行こうと思い、気にせずリクライニングを後ろに下げました。

そしたら、後ろのやつが僕の後頭部(つむじ付近)をコンコン叩いてきました。

『前に出せ』と。

なんだよーと思いながら戻しました。

でもやっぱ悔しかったので、気づかれないように1.5cmくらいさりげなく下げてやりました。

とにかく縦も横も狭いけど、我慢かーと思い、早く寝ようと頑張って寝ました。

0時40分頃『起きろ!』と、なぜか起こされます。

『降りろ』と。

へ?と思いながら、周りを見るとみんなも降りているので、荷物を持って降りました。

どうやら、乗り換えのようでした。

高速道路の側道的なところに止まって、別のバスに乗り換えるみたいです。

何の意味があるのかは分かりません。

大きい荷物を取り出し、後ろにあったバスに積んで、また乗りました。

狭さは先ほどと変わらずでしたが、新たな敵の出現です。

エアコンの冷風です。

天井にあるはずのエアコンの冷風をふさぐやつが、壊れていてついてないのです。

もちろんエアコンの冷風が、僕にまあまあな勢いで直撃します。最悪です。

ここから10時間もこの状態が続くのはアウトなやつです。

海外夜行バスあるあるです。

エアコンで体を壊します

実際インドの寝台バスでお腹壊しました。

とにかく、エアコンの風の出口に、持っていたタオルを詰めました。

ぎゅうぎゅうに詰めました。これでもかってくらいに、、、。

こぼれた冷風はきますが、なんとかなりそうです。

そんなこんなで、また寝ることができました。

ようやく明るくなったので起きました。

まだあと4時間、、、

きつすぎました。本当にしんどかったです。

深夜バス大嫌いです。

蓄えていたオレオを食べて元気をとりもどします。

その後は、酔いながらも砂漠をぼーっと眺めていました。

途中、検問がありパスポートを見せていくつか質問されました。

そしてようやく目的地のシワ到着です。

10時半ちょうどくらいに到着しました。

ホテルの神様降臨!

夜行バス降りた時って基本しんどいですよね。

海外だと、降りた瞬間に、タクシーの客引きが殺到するので余計にしんどいです。

しかも暑いので、何もかも嫌になります。

降りて、荷物探してたら、『HIROTO!』『HIROTO!』

ん?俺の名前を呼んでいる?

振り返ると、エジプト人がいました。

聞くと、予約してたホテルの人でした!

バスターミナルからホテルまでの1km歩こうと思ってたのに!

何も伝えてないのに迎えにきてくれた!

ありがたい!!

多分、この街には来る旅行客は、このバスしか手段がないので、これがこの街のスタンダードなのかもしれません。(ホテルによるだろうけども)

お客さんは僕一人でした。

そして、彼のトゥクトゥクでホテルに行きました。

高級ホテルに泊まりました!

今回の世界放浪の旅で、一番高いホテルです。

安いホテルがあまり多くないと言うのもひとつの理由ですが、どうせ一泊だし、小旅行気分で行こうと思ったからです。

エアコン、一人部屋、プール付き、部屋が綺麗なホテルです。

なんと一泊5000円!

高すぎます。

今まで、一泊600〜1000円の安い宿しか泊まっていなかったので、5、6泊できてしまう金額です。

贅沢してしまいました。

今日と明日くらい許してくれ、、、。

ホテルに入って、超綺麗なお部屋だったので、すぐ爆睡してしまいました。

まとめ

やはり、乗り物は嫌いです。

旅人やってるのに、これだけは改善できません。

そして、シワというとんでもない秘境に来てしまいました。

人も少なくて、カイロより暑くないので、過ごしやすそうです。

次回は、砂漠の中のオアシス「シワ」観光編です!

ぜひ読んで見てください!

読んでいただきありがとうございました。

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